技術2

下請け仕事に「技術」と呼んで良いものがあるのかどうか知りませんが
人によって腕の良し悪しはあります。

私は昔から金銭欲は人並みかそれ以下なので、納期に追いまくられるか
常に誰かにお尻を叩いてもらわないと稼ごうという気は薄いのですが

「自分の実力はどのくらいなのか?」というのは「下請けの工賃仕事」の場合は
お金で計る事が出来ますから、もう30年くらい前になりますが、手作りで独立して
自分の腕を試そうと、独立して2年目までで一人で最高どのくらいの記録が出せるかやってみました。

その結果、生々しい話ですが

一日最高記録は2年目の5月に13万7千円

ひと月最高記録は2年目の7月に160万円

年間最高記録は2年目に1400万円

という結果でした。

3年目からは一人じゃなくなったことと
「自分の実力は中々だ」と満足したこともあって
すっかり稼ぐ気が無くなりました(笑)
一人じゃくなったので、収入面では逆に増えましたが
仕事から「腕試し」という要素が無くなった途端
興味が無くなりました。

そうです「下請け仕事」は簡単にお金で計れてしまえるだけの技術しかないのです。
それ以上の技術というか、そういうものを「手作り仕事」に残念ながら
求めようとしなかったというか、やりたい方向が見つからなかったということです。

CADの仕事は私にとって手作り仕事と違い、15年くらいやってますが
未だに面白さがあります。

ただ、CADは物作りとしては「形状」を作るだけの道具ですから
誰にも真似出来ない「作品」は生み出せません。
誰にも真似出来ない技術で作品を作るのはジュエリーの場合は「手作り」に
限られます。CADはそれのほんの一助にしかなりません。

「手作り」と「CAD」のエキスパートになる、両立させることが最強だと思いますが
私は残念ながら「手作り」からは完全に足を洗ってしまいました。

それが良かったか悪かったか・・・。
興味があることしか続けられない私の性格だからと諦めています。






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by rhinoman | 2017-02-25 17:45 | Comments(0)